Fさん - [2002/6/16 ] 隠者、みました〜。 色合いが好き。身体のまわりの紫のオーラみたいの、きれい。 あと、杖が好きだな。

ありがとう(^^) 　杖は、カドゥケウスの杖のイメージをもとにわたし風に展開してしまいました。
古典的なJJJデッキの隠者のカードは、 頭巾をうしろに降ろしていて、中央をそった例の修道士スタイルの髪型 腰ヒモは結び目のある縄状のヒモ、そして素足にサンダル 杖はタウ十字のようなT型に見える。わたしには、フランチェスコ会に見えてしまう〜（＾＾；　そうなのか？ 修行する修道士の隠者という感じでしょうかね。

[779] Mちゃんさん - [2002/6/17] 「隠者」　素敵〜！！ 普通のタロットカードでは　マントで顔が隠れているのに とってもOPENな感じですね〜。 手に持っているランプ、コズミック〜！！ 杖も　とっても静かだけど　力強いパワーを感じます。 隠れていて　まだ自分自身も気づいていない部分を 照らして見せてくれているような　優しい隠者ですね〜。

そうなの、コズミックなんですよ〜(^^)V 中央の六芒星は、原寸だとけっこうこってるんですが きっとカードにしてもそんなに細かくは見えないだろうな〜と思ったり。。自己満足(^^;; 　「隠者」は、ランプに視線がいっていることが大事な要素ですからね。
>隠れていて　まだ自分自身も気づいていない部分を >照らして見せてくれているような　優しい隠者ですね〜。
すてきな感じ。そう感じていただけたなんて、とっても嬉しいです。感謝！

Fさん [2002/6/18] > >わたしには、フランチェスコ会に見えてしまう〜（＾＾；　そうなのかなあ？ そうなんだ！？ タロットってイタリアが発祥なんでしょ？ いつからか知らないけど、 のちの人がフランチェスコ会をイメージして描いたとか？

タロットの発祥は、どれからタロットと見るかでいろんな説があるらしいけど 通説で、「ヴィスコンティ版」と呼ばれるデッキが、現存する最古のタロットと言われてるんだって。（おそらく1432〜1466年発祥）。 ミラノ公フィリッポ・マリア・ヴィスコンティのための手描きのカードでその後も北イタリアの名家のために、 手書きのカードが続々作られたというので、イタリアで盛んになったのははっきりしてるようです。

Hさん[2002/6/17] 私、ピーターパンに出てくるティンカーベルが好きなんですよ。 隠者が持ってるランプは、ティンクを連想させます。 また、羽の生えた杖は、私も欲しいです。 （持ってどーするの？）

ティンカーベルのキラキラ光りの粉♪ ティンクが存在することを忘れてはいけませんよね、ティンクは心のなかに必要なんですヨネ。 この羽の生えた杖は、地にあるエネルギーを癒し昇華させます。 持てたらいいですよね〜！(^^)

Bさん - [2002/6/22 ] お待ちかねの隠者、いいですね。 手に持っているのはヘルメスの杖かな。孤高、というよりは知恵を回りにも分けてくれそうな隠者ですね。

隠者、Bさんのイメージの隠者さんにフィットしましたか？
魂探究の道の孤高の隠者という意味の強いカードもありますが、 ユング元型の老賢人や、魂の錬金術師である師、悟りを求める人へ標となる光りを掲げ照らす先達のイメージの方を大事にしました。
そうです、杖は「ヘルメスの杖」をもとにしました。「カドケウスの杖」とか「メルクリウス（マーキュリー）の杖」とか国や読み方でいろいろ言うようですね。「ヘルメスの杖」と、その変化させたわたしなりの意味を書きたいと思ってるんですが(^^;;)
杖をどうしようか考えているときに、白い羽のついた杖の夢を見たり、 Salaさんが同じ頃、蛇と杖の夢を見てご自分の掲示板に書かれたのを読んで、地下（意識化）の蛇（エネルギー形）の昇華の意味を強くしようと思ったりして、いろいろお陰さまでカードを深められたように思います。
ヘルメスといえばギリシア神話ですが、 キリスト教のなかでヘルメスは大天使ミカエルと同一視されることが多かったそうですね。 フランスではサン・ミシェル・モン・メルクリウスという丘があるそうですが、、？ 蛇はドラゴンでもあったりしますし。

隠者の杖のこと[ 追記]

隠者のカードはたいてい杖をもっていますが、それは普通の木の杖か、またはヘビが一匹巻きついていることが多いのです。
ヘビ杖の場合は錬金術師的イメージが強くなります。 1匹のヘビだと、アスクレピオスの杖と言われるものにあたり、「医学」を象徴します。

杖には、大事な意味を、、ただの木の杖より蛇杖にと思い、カードによくある一匹ではなく、ヘルメスの杖（カドゥケウスの杖）にしようと思いました。 「隠者」の前に描いた「恋人」のカードから、三輪山の白蛇やエネルギーの螺旋の話しが出ていたので、蛇の形をとらずに、エネルギーとして描こうとも思っていました。ただ、自分のなかで深みが足りずパワー不足を感じていてその先に進めないでいました。

そんな時に夢を見て、白い羽が輝いている杖がはっきり見えました。天使の羽のような、、天につながる羽、これでいこうと思いました。そしてほぼ同じ頃、Salaさんの夢「棒を付き立ててそれに蛇が巻き付いて、地面 を見たら透けて見えて地中を大きな白い蛇が足元で動いている」というのを読んだことで、杖に意味がもたらされました。

隠者は地のまだ意識化されないエネルギーを導き、エネルギーを上昇させ、エネルギーは昇華していき羽化し天に還る、というイメージです。
　クンダリーニをとおっていくエネルギーも蛇にたとえられます。 そういう形でもあるかもしれません。
隠者がひとつの指針をもっていてランプ（光）をもち指し示すひとである、ということも杖の先に象徴される事だと思います。